石垣島の海を潜るラブラドールびりびり

お空のびりびりとおーじろー、くるくるの日記

奇跡の子 ももたろうくんのコト 

2011/08/06
Sat. 08:48

@今日も土砂降り。きのうから雨が続いてジメジメのため除湿を入れてるのだけど寒いっ!
島では夏は毎日水のシャワーだったけど、こっちに来てからは毎日お風呂につかって暖まってまっす@



びりびりがリンパ腫になってから13ヶ月経ちました。その間何度か、もう無理なのかな。。とあきらめかけた事がありました。

その度にブログを見てくださっている方から励ましやアドバイスをもらって何とか前向きに進んでいくことができました。
びりびりが発症するまではリンパ腫という病気のことさえ知りませんでした。
以前にも書きましたが、ブログをやっていなかったら、今ここにびりびりはいなかったと思います。

びりびりが再再燃し、島を出てから、5年以上寛解を保っているわんこのブログを知りました。
そのブログを見つけたとき嬉しくて鳥肌がたちました。希望を持てました。
まだ、あきらめてはいけないと思いました。

こっちの病院で治療をお願いするとき、獣医さんは寛解を目指さない緩和に近い治療を薦めてくださったのですが
わたしはまだあきらめたくはない、また寛解を目指したいと獣医さんに言い、寛解を目指す治療を始めることになりました。

ですが再再燃という厳しい条件の中での治療となると。。あきらめたくはないけれど難しいのかも・・・という思いは
拭いきれずにいました。リンパ腫は1年生存できればよい方だと言われていて、再再燃となると
通常は治療をしても効き目が期待できないらしく緩和治療になることが多いのです。

びりびりは本当にお薬がよく効くし、副作用もほとんど出ないので今回も寛解になることができましたが
それでも再再燃という厳しさに不安になることも多く。

そんなある日、同じリンパ腫の治療をしていたゴールデンのももたろうくんのお母さんからメールを頂きました。
読んでいたら鳥肌がたつほど感動してきました。
今までは真っ暗で前がぜんぜん見えないトンネルを手探りで歩いていた状態だったのが
暗闇の先から明るい光を照らしてもらったような、そんな思いになりながらメールを読ませていたきました。

ブログを続けていてよかった。と改めて思いました。
あきらめてはいけない、と再度確認しました。

今こんなメールを頂けるなんて、びりびりはどれだけの恩恵を受けているのだろう、と思うとまた泣けてきました。

一緒に暮らしている動物がリンパ腫になって、苦しい思いをなさっている方々にも、このゴルちゃんのことを
知っていただきたいと思ったので、ももたろうくんのお母さんの許可を得て奇跡の子ももたろうくんのことを記しておきます。
 
******以下頂いたメールです。********


件名:うちもリンパ腫瘍と戦いました

まだブログ全部は見てないんですが、お便りさせて下さい 。私が飼っていたゴールデンレトリバーも
八歳五ヵ月でリンパ腫瘍になりました。 奇跡みたいに、 四年半の抗がん剤治療のあと、癌は全く消えてなくなりましたが、
12歳四ヵ月で、恐らく心筋梗塞で、亡くなりました。 治療中もなんどか寛解、再発を繰り返しました
寛解のあと、サプリメントを試したりしましたが、正直、うちの子には全然効果はなく、大体ニ、三ヶ月で再発のパターンでした
そのように治療してまた寛解の状態の時に、医師に、抗がん剤をやめるか、私の意思を尋ねられました。

私は寛解しても抗がん剤を続けることを望み、そのようにお願いしました
何故などいうと、うちの子は比較的副作用が少く、頑張れそうだったから。

今抗がん剤治療を中止したら、また今よりキツイ癌がでて、とりあえずいまこの子の体の中の癌をやっつけてくれるのは、
抗がん剤に頼るしかないと思ったからです。抗がん剤が効かなくなる時がくるかもしれないということも医師から聞きました。

でも実際うちの子は癌に勝つことが出来ました。心臓への負担は少しずつ蓄積されていたかもしれないけど、癌が無くなってからは本当に元の元気も取り戻しました。色々な意見めあるとおもいます。抗がん剤に関しては。

でもうちの子は病院に行くのが大好きだったので、私は治療に迷いは全くなかったです
食欲はかなり落ちることがあれば食べやすいものをあげて、とにかく体力をつけてやることに気をつけました
食事は食べてくれる物をその都度必死に考えました。

辛い時期もありましたが、それにも応じてくれて本当元気になってくれました
あとで、先生からも奇跡の子と呼ばれていたことも知りました。
 

奇跡ってあるんです。頑張って下さい。


*この後すぐにお忙しい中、住所まで記載された長い長い丁寧な返信を頂きました。少し簡略しています*

私は医師から抗がん剤の名前を聞いてたのかもしれないですが、名前自体が記憶になくて、申し訳ないんですが、
四種類の抗がん剤を順番に一週間毎に投与しました。三種類は静脈注射で、一種類は点滴でした。

その点滴が多分一番効き目はあるけど、心臓にきついので、一生のうちに最大六回までしか投与できないとのことで、心電図で、チェックしながら、点滴してもらっていました。週一回ずつの治療後は、二週間毎に四種類の抗がん剤投与。

それが、1クールでした。大体1クールが終了する頃にはリンパ腫もかなり小さくなっていました。
何クールかの治療の途中に、一種類の抗がん剤に副作用が出てきてしまって、嘔吐があったり、次には、
水を飲んでも吐くほど弱ってしまって、三日ほど入院して、点滴治療をしてもらい、退院できました。

正直その時が愛犬ももたろうも私自身も一番苦しんだ時でした。このまま抗がん剤治療を続けて苦しい思いをさせても…と。次の抗がん剤治療の時、病院に行くの嫌がるだろうかと思ったのですが、なんと少しも嫌がることもなくいつもと変わりな
く嬉しそうに病院で診察室に入るももたろうを見た時に、彼が嫌がらない間は 治療を続けていこうと決心しました。

レトリバーは本当に賢いので、治療の意味を理解出来るんです。どんなに痛い思いをしても、
元気になって愛する家族と一緒にいることを望んでくれていると確信できました。

回りで、もうかわいそうなんじゃない?とか費用をかけることを心配してくれるを通り越して無意味のような言い方をする人も
いましたが、愛犬と悔いのない日々を過ごせればなにも望まないくらいの気持ちでした。

確かに大型犬の抗がん剤治療は半端な額ではなく、私はパートの給料を治療費用にしていたので、なんとか最後まで、
頑張っていけたのですが、治療してあげたくても出来ない方もたくさんいらっしゃると思うので、
そういう切ない思いは自分でもわかるので、私は私に出来る限りの力で病気を治してあげようと思いました。

四年半分の血液検査表だけでも五センチくらいの厚みがあり、その枚数の半分くらいの回数、抗がん剤投与をしています。ごめんなさい数えるのが大変なんでm(__)m


医師にも聞きましたし、犬の病気の本にも書いてありました。犬は人間よりはるかに抗がん剤に強いと。
よく友人に、人間が癌と言われたら、それだけで寿命が縮まるけど犬は癌という言葉知らないからやっていけるんかもと
冗談も言いましたが。私も泣いて泣いて悲しみました。でもやっぱりそばにいるももたろうは私をなめて慰めてくれました。

でもできたら、強くなってください。つらい時は、おかあさんが病気をやっつけてあげるからねって言って
撫でてあげていました。私もいいと思ったことは何でもしました。パワーストーンの、邪悪な物を消す石を腫瘍の部分に
あてて、体調整える石もあてて、念じたり。たまたま信用の出来るの方で占いのできるお坊さんが知り合いにいたので
延命祈願のための神社を教えてもらって、絵馬で祈願したり。
自然の多いあんまり商売気のない凛とした神社がいいそうです。


話が少しズレましたが、通院していた頃、同じ種類の型のリンパ腫瘍で同じような症状の柴犬がいましたので、
情報交換していました。副作用があまりないとか大体同じ感じだったので、その子も頑張ってくれてるんだと思っていましたが、寛改の時に治療はやめていたようで、その後症状が急変して、結局治療し始めて1年だったとのことでした。


副作用は抗がん剤投与当日に、たくさん食べれそうな消化のよい好物を思い切り食べさせてあげたら、
次の日からの副作用が比較的軽くてすみました。医師からは塩分控えめをかなり注意されましたが、
手作り食であっても、ほとんど素材だけのような味わいのものは全く受け付けてくれず、
私は自分がつわりの時やはりあじの付いた物の方が食べれたと、食べてくれることを優先にしました。

医師からも耳が痛いくらいの注意でしたが、ももたろうが症例にないという好症状を維持できたので、
先生も、だんだん笑いながら、なるべくあじの薄い物をね。って言っていました。

元々抗がん剤投与し始めて七キロ体重が増え、ダイエットしないといけないと思った頃、ひどい副作用で、
嘔吐下痢で一週間くらいで元々の体重に戻ってしまったので、ダイエットの必要はなかったです。

そういう急激な体重減少にもそなえて、ちょっと太るくらいでもいいと思います。
うちの場合の七キロ増加はちょっと増えすぎでしたが。寛解してからも下痢はしょっちゅうでした。
腎臓の数値が少し悪くなったのは、四年めになってからでした。お水もしっかりあげておしっこをがまんさせずに、
すぐできる状態にしてあげれば、いいと思いますが、お利口な子はがまんしてしまうみたいですよね




******4回目のお返事です*****

寛解した時期当初の抗がん剤治療は、3週間毎にしていたと思います。その後また半年間全く再発しなかったので
4週毎に変えました。それから1年以上再発もなかったので、治療を終了しましたが、4週毎に病院で検査をしていました。

うちの場合は、寛解、再発を繰り返し、再々々々発くらいでまた寛解したので、途中からこれから先の症例はないとのことで、医師もびっくりしておられましたが、お伝えしたいのは、ここまで再々…発までに完治してしまう場合もあると
おっしゃっていたので、それも希望的ではあると思います。

抗がん剤治療に入る時、医師からの最初の説明で、抗がん剤治療をしても大体1年くらいの延命だと思ってくださいと
説明をうけたのをはっきり覚えています。その言葉は本当に辛かった。治療しないと半年持たない、しても1年…。
でも治療して良かった。最初近所の獣医師(とても動物思いの優しい先生でしたが)に意味のない延命治療はしませんと
言われたのですが、後に、その獣医師に皮膚炎でみてもらったので、元気な姿を見せたら、涙流して喜んでくれました。
医師の中でも多分飼い主の費用的なことも考慮の上で、抗がん剤の中止や、彼らの苦しみや苦しむのを見る家族の
つらさも考えて安楽死を勧める医師もいるようです。知り合いにも苦しんで苦しんで結論を出した方もいらっしゃいました。
私は絶対諦めたくないという意志を先生に伝えました。医師にそうお伝えなさるのもいいかと思います。
取り敢えず今は最善を尽くしてあげたいことを医師にお伝えなさると、伝わると思います。

うちは確か2年くらい経過した頃のことだったでしょうか…先生が首を傾げながら、もうこれで抗がん剤五十回を
過ぎてますね。強い子やなぁと言って、も もたろうを撫でてくださいました


それ以降も治療は続いたので、決して害を心配するばかりということはないと思いますよ。
動物用の抗がん剤は案外新薬が多くて、癌細胞にだけ反応するのも多くあると、本でもみましたが、
本来動物の持つ自然治癒力が正常な細胞は守ろうとするのかもしれないし。彼らにとって、いえ、彼らと私たちにとって
一日、一時はとても大事な時間です。出来る限りの思い出したことはメールで書かせていただこうと思います。
急がないけどお話ししたいことはお手紙で書かせてくださいね


ブログに書いて頂いていいですよ
たくさんの子たちが永く共にいれて、飼い主の方も希望がもてて、獣医師の方にも長期間の抗がん剤投与が
決して異端的な治療法ではないとわかって頂けたらと思います。

************


Nさん、本当に本当に感謝いたします。ありがとうございました。



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